最終更新日:平成27年10月1日

耕心塾


耕心塾は、(株)ジャパンラオフードが主宰する地域の寺子屋です。

耕心塾今月の行事はこのページの最後に掲載しています。

●耕心塾の基本精神
       「耕心畜徳(こうしんちくとく)」
               
.....心を耕し徳を畜(やしな)う。

 心身を健全なものに鍛える。健康で明るい健全な心を保つことは、学問を通じて人間を高めていくことが 大変重要なことです。

 心を耕すということは心を強くする。こころを鍛えること。心が強いということは思いやりのある優しい心と 、悪しきことに絶対に負けない正しい心の双方があって本当の強い心といえると思います。
写真
 耕す心は、物を育成する心。地を耕し種を蒔き、水を入れて肥やしもやる。これは誰でもできるし、皆する 事。これに心が入らないと本当の物はできません。
 野菜や米を作ることも、植物を育てることも、心を込めて土壌作りから始めます。そして、すくすくと育てと 念じながら土を耕す。そうした耕す心は人とのかかわりでも同じことがいえると思います。額に汗し手に泥 をして一生懸命に物を育てる心、これが耕す心だと思います。

 耕心とは心を耕す、そして、耕す心、双方兼ね備えたものだと思います。
耕心の心を以って徳というものを培っていく、そして豊かに肥やしていく。蓄えていく。 人にとって一番大切な徳というものを畜って(やしなって)いくことが人生最大の生きる 目的であるといえます。
心を耕せば必ず素直な心の種が芽生えます。

   耕す心は必ず美しい心の花を咲かせます。

      地域の寺子屋 耕心塾は 毎月第3金曜日午後7時半開講です。


 
耕心塾 平成27年10月の行事 

 第172回 耕心塾 月例講座ご案内


 日 時   平成27年10月16日(金)午後7時30分開講
 場 所    株式会社ジャパンラオフード
           大阪府四條畷市二丁通町21-4 Tel : 072-876-0657
 会 費    無料
 問い合わせ  電話072−876−0657   川西まで


  一、  教育勅語唱和
  一、  仮名論語素読  公冶長第五
  一、  大学素読

 講師講題

          『論語  泰伯第八』       築山 文雄先生
                    

 青春の居酒屋

 

第171回 耕心塾月例講座レポート

        
 
日 時   平成27年9月18日(金)午後7時30分開講
 場 所    株式会社ジャパンラオフード
           大阪府四條畷市二丁通町21-4 Tel : 072-876-0657
 
   講師講題
           『論語  泰伯第八』 
                          築山 文雄先生  
 
参加者 21名





第99回耕心塾開講9周年記念特別講演報告
 耕心塾開講9周年記念特別講座として、伊與田先生に御来駕賜り、盛大に開催できました。現在の国状の最大の問題は、人にあり、戦後教育の欠陥からなる国民気質の低落や価値観の変化、個々には、人間本来の特質等の欠落から来ていると考えられます。親が子を虐待し死に至らしめ、子が、些細なことから親を殺す。学校では、生徒同士、時には教師も加わりいじめをする。テレビは朝から、国家や政治家、政党など誰とかまわず批判合戦。本当に醜い世の中になりました。これ全て教育のあり方の欠陥から出ていることと思います。教育には、家庭、学校、社会での教育がありますが、それぞれにおいて、適格最善の教育をしなくてはなりません。家庭には家風があり、学校には校風があり、社会には風土があるはずですが、現在ではそれらが見えなくなってしまいました。現在の子供たちに、家庭は、学校は、社会は何を教え育てているのでしょうか。日本人でありながら、日本の崇高な歴史も教えられず、豊かな伝統や国土についても知らないこども、いや、大人も多すぎます。国語すらいい加減となり、会話も出来ない人が多くなりました。中学生でも日本の地理・地図が分からない生徒も多いようです。そんな子供を見るとなぜ教えてあげないのか残念でなりません。今や、大人たちが真剣にこのことを考え実行しなくてはなりません。国会では、政権争いの日々、国家国民のことを真剣に考えれる国会議員も皆無に等しい状況にあって、日本の教育を憂えるばかりです。(筆者感想)


「古代を訪ねて大和路を歩く」
 (第26回・平成14年5月26日(日)実施)    

期 日      平成14年5月26日 日曜日 午前8時45分集合 9時出発
集合場所     
      (株)ジャパン・ラオフード
      四條畷市二丁通町21−4  TEL 072-876-0657
参加費  3,500円 (バス代・昼食代・拝観料等)
参加者  24名 (小学生2名・中学生1名含む)
見学コース  四條畷ー唐古・鍵遺跡ー桜井市埋蔵文化財センター展示室ー昼食(千寿亭)ー
         大神神社ー箸墓古墳ー黒塚古墳ー崇人天皇ー櫛山古墳ー山辺の道散策ー
         長岳寺ー天理市トレイルセンターー四條畷着解散(18時)

 最高の好天気に恵まれ楽しい研修となりました。桜井先生、築山先生、野島先生ら講師の先生方を初め、上は74歳から下は9歳と年齢層も幅広く、男性13人女性11人の総勢24名の参加者で有意義な研修会となりました。移動は27人乗りのマイクロバスをレンタルして、運転は川本さんが担当。ルートは国道163号から、阪奈道路を経由して24号線で奈良県天理市へ。車中での和やかな会話で、あっという間に最初の目的地である唐古・鍵遺跡に到着する。この遺跡は弥生時代前期から古墳時代前期まで、600年間以上続いた遺跡。ここから出土した土器の表面には鹿、建物、人物、船、魚、楼閣などの線画が描かれ、当時の思想や生活の様子を伝えています。楼閣(写真右上)は中国の影響を受けた高層建物で物見櫓などの用途が考えられています。

 次に桜井市埋蔵文化センターに寄り、旧石器時代から中世までの土器、石器、木製品などを見学。
ここで昼食となる。三輪素麺茶屋・千寿亭を貸切、本場の三輪素麺料理を堪能する。食事を終え帰る頃には待ち客で一杯になるほど有名なお店で本当に美味しい料理でした。
  
 昼からは、大和国一の宮・三輪明神大神神社(左写真)へご参拝。大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を祭神とし、我が国最古の神社であります。

 次に箸墓古墳から長岳寺(下写真)へ。ここでは我が国最古の玉眼仏である本尊阿弥陀三尊をお参りし、大型石棺仏を見学。

見学の最終は山の辺の道を歩き、櫛山古墳から崇神天皇陵(下写真)へと。新緑がきらきらと湖面にひかり、美しさと清涼感は、ここならではの味わいでした。歴史を訪ね、当時を思い、個々の史跡を先生方による丁寧なご紹介にてさらに身近に感じた素晴らしい研修が出来ました。

 参加者からは、秋頃に第2回めの野外研修を望む声もありました。皆さんありがとう御座いました。

   

 

 

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