「川西勝久のひとりごと」のバックナンバーです

2009作成

● 2009年 ●


 年頭に義をおもう(09,1,3)
 

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 今年の三箇日は、天候にも恵まれて暖かで良かったですね。。元旦は氏神さんである住吉平田神社と四條畷神社へ初詣。長い行列ができるほど多くの参拝者で一杯の四條畷神社でした。良かった!帰ってから年賀状の作成。昨年末、年賀状の作成が出来なかったので早速パソコンとのにらめっこ。頂いた年賀状と住所録をチェックしてあて名書きの印刷。もう一方のパソコンで挨拶状の作成。挨拶状の印刷は2日にまわして元旦は終わりました。2日は孫たちと大阪市内に出て食事会。餅つきや獅子舞、ゲームなどをして食事をする企画で孫たちは大喜び。良かった!帰ってすぐに、再びパソコンに向かって年賀状の印刷。一杯やりながらの作業で、ミスも多く大変でした。350枚ほどの印刷が無事終了したのが午後7時過ぎ、大変でした。良かった!3日は年賀状をポストに入れて、孫と買い物に。書き初めをするための半紙や墨を買って午後から書き初め。孫の習字の宿題は「新しい朝」という文句であり、それを練習する。私は、昨年までの世情や国家・政治家のありようを危惧し、この乱れ堕落した時代をどう生きればよいか、そして一日でも早く本当の日本を取り戻すには何をしなくてはならないのか、そんなことを思いつつ「子曰朝聞道夕死可矣」と書きました。
 昨年は本当に忙しいだけの一年でした。政治や経済は乱れ、国民資質まで変わってしまいました。テレビ・報道は終日連日、損か得かの扇動ばかり。国家があっての国民であることを忘れている番組や報道が多すぎます。国益のための国防対策や経済。真の国民資質や気質の高揚のための番組や報道はほとんどない状態。イコール学校教育も同様です。このままでは近い将来、日本は全く無能無力な国となってしまうでありましょう。
 今や日本は目先の利益のみを追及しています。特に「国家からもらえるものは取れるだけとれ」国民の多くはそんなことばかりを主張。これをマスコミが連日扇動する有様。本当に救わなければならない人は、身寄りもなく独り暮らしている老人。障害のある人たち。また、早くしなくてはならない事は、救急医療体制作り。医師を増やし優遇し、いつでも緊急医療が行える体制作り。そして、日本国の資源の確保。国境問題。こういう問題を国家国民が一体となり行わないと、本当に日本は終わりだなぁっ思うのです。
 「利によりて行えば恨み多し」です。良いことは一つもありません。今こそ国民一体となり「義にさとる」べき時、「利を見ては義を思い、危うきを見ては命を授け、久要、平生の言を忘れざる」の精神と気概が最も重要必要な時であり年であると思います。
 私も2回目の己丑年を迎えました。年相応の人格形成もままならず、恥ずかしい限りですが、皆様のご指導とご鞭撻のほどお願い申し上げ、年頭雑感とします。今年も皆様にとりまして、よりよい年になりますよう心からお祈り申し上げます。

写真・・・・書き初めをする孫

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